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eスポーツ界におけるサッカーの現状とリアルサッカーとの関わり

現在、eスポーツ界におけるサッカーがすごい盛り上がりを見せています。


同時に、リアルサッカーでも2026年サッカーW杯に向けた最終予選が開幕し、盛り上がりを見せています。


そこでこの記事では、

・eスポーツ界におけるサッカーの現状

・リアルサッカーとはどんな関わりがあるのか?

について徹底解説していきます!


eスポーツ界におけるサッカーの種類は?

eスポーツは大きく分けて①シューティングゲーム、②対戦格闘ゲーム、③パズルゲーム、④リアルタイムストラテジー、⑤スポーツゲーム、⑥レースゲーム、⑦カードゲームの7つの競技種目に分けられます。


そのうち、eスポーツ界におけるサッカーは、『スポーツ』の競技種目に分類されています。

この競技種目にはサッカーだけでなく、野球やバスケットボールなどのeスポーツも分類されています。


サッカーでは、主に『efootball』と、『FIFA』シリーズの2種類となっています。


『efootball』は、2020年までは『ウイニングイレブン』という名前で発売されており、オンラインプレイを中心に基本は無料でできるゲームとして再出発しました。また、Jリーグと共同で大会を開催するなど、日本国内を中心に盛り上がりを見せています。


一方、『FIFA』シリーズは、アメリカに本社を置く「​​Electronic Arts」社が20年以上にわたり制作を続け、成長を遂げた世界最大のスポーツゲームブランドです。よりリアルな、臨場感あふれる体験を堪能することができるサッカーゲームです。


eスポーツ界におけるサッカーの現状

リアルサッカーでは、2022年のカタールW杯の決勝戦で全世界で約15億が視聴したというデータがあります。世界で最も競技人口の多いとされているバレーボールが約5億人なので、その3倍にもなるということになります。想像もつかない人数ですね!


では、eスポーツの方はどうでしょうか。


世界的人気ゲーム『フォートナイト』のプレーヤー人口が2億4,200万人に対して、efootballは約4,000万人。大会の賞金総額もフォートナイトは10億6,400万円出るのに対し、efootballの大会では約2,000万円と大差があります。


このことから、リアルスポーツと違い、eスポーツでのサッカー競技はまだまだ発展途上であることがわかりますね!

一方、大きな大会でのサッカーの採用実績は続いています。


国体(国スポ)文化プログラムとして開催されている「全国都道府県対抗eスポーツ選手権」や、国際eスポーツ連盟(IeSF)が主催する「World Esports Championship」にも、2019年から6大会連続で採用されるなど、着実に発展の一途を辿っています。


※中には日本人が優勝した国際大会もあります!


「​​Electronic Arts」社のスポーツブランドである「EA sport」と、世界のサッカー界を束ねる存在のFIFAは、これまで30年以上にわたってパートナーシップ契約を結んでいました。しかし、2023年7月12日からは更新せずに、FIFAシリーズもEAsportsFC24と名前を変えて再出発することになりました。


このパートナーシップ契約は、「FIFA」という名前を使用する権利を得るための契約だったため、権利料の引き上げ交渉が難航し、契約更新に至らなかったようです。しかし、有名選手やチーム名などは継続して使用できるので、これを機に更なる発展が待っているかもしれませんね!


eスポーツ界におけるサッカーの魅力

ここでは、皆さんがすぐにでもやりたくなるようなeスポーツならではのサッカーの特徴や魅力を紹介していきたいと思います!


まず、オンライン対戦なので、家にいても大会に参加することができたり、練習に取り組める環境をつくることができます。そして、年齢や性別、身体能力に差が出にくいので、誰でも参加できるというのがeスポーツならではの最大の特徴となっています!

後ほど紹介しますが、実際に高校生でウイニングイレブンの日本代表になった相原翼選手もいます!


それだけではありません。海外のビッグクラブやJリーグのeスポーツ選手として所属することができるかもしれないのです!

他にも、リアルサッカーでは絶対に作ることのできない自分だけのドリームチームを創り上げて試合に望むことができるのもeスポーツならではの魅力の一つとなっています。


eスポーツとリアルサッカーとの関わり

eスポーツのサッカーについては少しイメージがついてきたかと思います。


ここからは、リアルサッカーとどういった関係があるの? ということについて書いていきます。


最近では、フランス代表10番のキリアン・ムバッペ選手がeスポーツフランス代表の宿舎を訪れて一緒にゲームに興じ、リオネル・メッシ選手やデイビット・ベッカム氏がeスポーツチームの共同オーナーに就任するなど、非常に密接な関係が築かれています。


また、先ほど紹介した高校生で日本代表になった相原翼選手は、元サッカー日本代表の秋田豊氏に戦術指導してもらっていたそうです。

このように、eスポーツは現役の選手や引退した有名選手にも注目を集めているコンテンツとなっているのです。


eスポーツって何?魅力とは?日本代表高校生、相原翼選手に聞いた!


eスポーツ界におけるサッカーのこれから

最後に、日本eスポーツ市場は日本eスポーツ連合が発足した2018年と比較すると、約5倍の200億円となるなど、急成長をみせています。


近年ではJFA(日本サッカー協会)がリアルサッカーと同様にeスポーツ日本代表部門を作るなど、国全体で力を入れていることが伺えます。


また2024年2月には、JリーグとKONAMIが連携してeスポーツ大会が開催されました。今後、このような活動がどういった成果につながっていくのか、目が離せません!


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