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ゲーミングキーボードの軸って何?種類やおすすめを紹介します

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ゲーミングキーボードの中でもメカニカルと呼ばれる種類は軸によって反応速度やクリック感が異なります。


この記事では、ゲーミングキーボードの軸の種類や特徴についてに加えて、おすすめをご紹介します。


ゲーミングキーボードの軸とは


ゲーミングキーボードの軸とは、主にメカニカルゲーミングキーボードに備わるキースイッチのことです。


ゲーミングキーボードの中でも、メカニカルゲーミングキーボードは、各キーに専用のメカニカルスイッチが備わっており、軸によって、反応速度、タッチ感、静音性、耐久性などが異なり、それぞれに特徴があります。


主なメカニカルスイッチの軸としては、赤軸、青軸、茶軸、ピンク軸、黒軸、銀軸などがあります。


ゲーミングキーボードの軸の種類

ゲーミングキーボードは軸によって押下圧、アクチュエーションポイント、キーストローク、クリック感などが異なり、色で軸の種類を分けています。


軸のポイント

  1. 押下圧…キーを押すときにかかる力のこと。軽い程少ない力で済むのでゲームの疲労を軽減できます。

  2. アクチュエーションポイント…キーを押したときに入力が反応する位置のこと。短い程反応速度が早いです。

  3. キーストローク…キーを押したときに下がる距離のこと。キーストロークが長いほど、キーを押し込む際により深い打鍵感を味わえます。

  4. クリック感(タクタイル感)…キーを押したときに感じる感覚のことです。


ゲーミングキーボードの軸の種類には、以下のようなものがあります。


赤軸(CHERRY MX)のゲーミングキーボードの特徴

赤軸は、軽いタッチで素早い入力ができ、静音性にも優れています。

押下圧が軽めで反応速度が速いのでFPSなどのゲームに向いています。

ただ、軸の特性上誤入力が起きやすいというデメリットがあります。

押下圧

45g

 アクチュエーションポイント

2.0mm

 クリック感

なし

 キーストローク

4.0mm

青軸(CHERRY MX)のゲーミングキーボードの特徴

青軸は打鍵感が感じられる軸で、キーを押すたびにクリック音が鳴るのが特徴です。

ゲームにおいてもクリック感によってキー操作を確実に感じられるため人気があります。

ただ、タイピング音が大きいので静音性はないというデメリットがあります。

押下圧

60g

 アクチュエーションポイント

2.2mm

 クリック感

あり

 キーストローク

4.0mm

茶軸(CHERRY MX)のゲーミングキーボードの特徴

茶軸は、赤軸と青軸の中間的な特徴を持ちます。

静音性に優れながら、打鍵感も併せ持っています。

最初に使う軸として、馴染みやすいので初心者におすすめです。

押下圧

45g

 アクチュエーションポイント

2.0mm

 クリック感

あり

 キーストローク

4.0mm

ピンク軸(CHERRY MX)のゲーミングキーボードの特徴

ピンク軸は、赤軸と茶軸の中間的な特徴を持ちます。

タッチが赤軸よりは少し重めで、茶軸よりは軽いです。

一般的に静音性が一番優れているのがこのピンク軸と言われており、別名”静音赤軸”とも呼ばれています。

押下圧

50g

 アクチュエーションポイント

1.5mm

 クリック感

なし

 キーストローク

3.2mm

黒軸(CHERRY MX)のゲーミングキーボードの特徴

黒軸は、押下圧が60gと重く、高い反発力を持っています。

反発力が高いので、他の軸より素早くキーが反応して戻ってきます。

また、触れたぐらいでは反応しない安定性があるので、誤入力の心配はありません。

ただ、クセが強く重いので初心者には向かず、タイピングメインの場合は疲れてしまうというデメリットがあります。

押下圧

60g

 アクチュエーションポイント

1.5mm

 クリック感

なし

 キーストローク

3.2mm

銀軸(CHERRY MX)のゲーミングキーボードの特徴

銀軸は、赤軸をより反応速度に特化させた軸です。

赤軸と同じく軽いタッチで入力でき、キーの反応速度が非常に速いのでFPSなど反応速度を重視するゲームに向いています。

ただし、赤軸よりもより打鍵感がないためゲーミングキーボードとしては良いですが、普段使いには向いていないというデメリットがあります。

押下圧

45g

 アクチュエーションポイント

1.2mm

 クリック感

なし

 キーストローク

3.4mm

その他の軸のゲーミングキーボードの特徴

メーカーによっては、独自のオリジナル軸を開発しています。

例えば、有名なゲーミングデバイスメーカーRazerのゲーミングキーボードには緑軸やオレンジ軸と呼ばれる独自の軸が使用されています。


緑軸は、茶軸と同様にクリック感がある軸です。


逆にオレンジ軸は、赤軸と同様にスムーズな打鍵感が特徴で、押下圧は赤軸よりもやや高く、茶軸よりもやや低いとされています。


軸の特徴についてまとめた表になります。

緑軸

オレンジ軸

 押下圧

50g

45g

 アクチュエーションポイント

1.9mm

1.9mm

 キーストローク

4.0mm

4.0mm

 クリック感

あり

なし

Razerのオリジナル軸

またゲーミングキーボードのトップシェアを誇るといわれるロジクールは、Romer-GやGXシリーズというオリジナル軸を使用しています。

Romer-Gシリーズには赤軸と茶軸を、GXシリーズには赤軸と茶軸に加えて青軸を用意しています。

軸の特徴についてまとめた表になります。

Romer-G

タクタイル(茶軸)

Romer-G

リニア(赤軸)

GX

茶軸

GX

赤軸

GX

青軸

 押下圧

45g

45g

50g

50g

50g

 アクチュエーションポイント

1.5mm

1.5mm

1.9mm

1.9mm

2.0mm

 キーストローク

3.2mm

3.2mm

4.0mm

4.0mm

4.0mm

 クリック感

あり

なし

あり

なし

あり

ロジクールのオリジナル軸

ゲーミングキーボードの軸の選び方とおすすめ

軸の選び方は、人によって好みもありますが、何を重視するかによって選ぶのがおすすめです。


静音性重視

音が静かなゲーミングキーボードが欲しいという方ならクセが少ない赤軸がおすすめです。

静音性重視の軸を持つゲーミングキーボードでおすすめはこちらです。

ロジクール G PRO X G-PKB-002

ロジクールのゲーミングキーボードです。

軸には、GX RED リニアスイッチ(赤軸)が採用されており、静音性が高いです。

プロも愛用する1台なのでその性能は申し分がありません。


反応速度重視

反応速度を重視したゲーミングキーボードなら銀軸がおすすめです。

銀軸は、アクチュエーションポイントが1.2mmと短く反応速度が速いのが特徴です。

反応速度重視の軸を持つゲーミングキーボードでおすすめはこちらです。


CORSAIR K70 RGB PRO

Corsair(コルセア)のゲーミングキーボードです。

軸には銀軸が採用されており、軽いタッチで入力でき反応速度が速いです。

専用のデバイス設定ツールCORSAIR iCUEソフトウェアで光り方をオリジナルに変更できます。


初心者におすすめ

初めてメカニカルゲーミングキーボードを使う方には、茶軸がおすすめです

静音性にも優れ、打鍵感があり、キーの押下を確認しやすいので馴染みやすいです。

茶軸に続き赤軸も初心者におすすめですが、こちらは軽いタッチで反応するので馴染むまでに少し時間がかかる可能性があります。

初心者におすすめの軸を持つゲーミングキーボードはこちらです。


エレコム ゲーミングキーボード 有線 TK-GK20TBK

有線でテンキーレスのメカニカルキーボードです。

タクタイルタイプの茶軸を採用し、キーは5000万回の高耐久性を誇ります。

全キーロールオーバーに対応しており、日本語配列で快適なタイピングが可能です。

ゲーミングキーボードを軸で選んで快適プレイ!

ゲーミングキーボードの軸選びで大切なのは結局のところ自分のプレイスタイルや好みに合っているかどうかになります。


実際に使ってみることができれば一番良いですが、難しい場合にはそれぞれの特徴を比べて自分に一番合う軸を見つけて下さいね。


東京ヴェルディeスポーツ・名古屋OJAは、これからもゲーミングキーボードなど最新機器の情報を発信していきます。

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