グラボのおすすめ情報をお探しの方必見！2024年10月時点でコスパに優れたグラボを紹介します。
グラボ高騰の流れから予算に見合ったグラボが見つからない人が急増していますが、コスパの観点で考えたら意外と無理せず手に入りそう。
グラボ選びの参考にどうぞ！
グラボの現状
大量の並列処理能力を持つGPUが搭載されており、膨大な数の計算を高速に行うことができるグラボ（グラフィックカード）は、マイニングに欠かすことができないとされ、高い需要がある状況になっています。
ただし、最近はマイニング需要に対応してGPUメーカーがグラボの生産量を増やし始めたため、価格が下がる傾向も見られるようになってきました。
こうした現状の中、できるだけコスパの高いグラボを購入したいという方は多いのではないでしょうか。
もちろん予算に上限が無いような方はハイエンドグラボがおすすめですが、価格が高ければ高いほど良いかというとそうとも言えません。
そこで今回は、2024年10月時点でコスパに優れたおすすめグラボをおおよその価格帯別にご紹介します。
新製品の登場や価格の変動により、今後状況が変わる可能性が高いことに注意してください。
グラボのおすすめメーカー
基本的にグラボは世界2大メーカーと言われるNVIDIAとAMDが開発・製作を手がけています。
しかし、これらをPCなどに搭載するためには、電源や冷却システムを加えて形にする必要があり、複数の会社が担っています。
このようなパーツとしてのグラボを製作するメーカーは、かなりの数に上るため、信頼できるグラボを選ぶ指標として大切です。
そこで、ここではおすすめのグラボパーツメーカーをご紹介します。
ASUS
ASUSのグラボは、ROG – Republic of Gamers、TUF Gaming、ProArtなどのシリーズがあります。
ROG – Republic of Gamers
優れた性能と革新的なデザインを特徴としたグラボです。
ゲーミングにおいて高いパフォーマンスを提供します。
TUF Gaming
耐久性と高い安定性を重視したグラボです。
長時間のゲーミングセッションにも信頼性を発揮します。
ProArt
クリエイターにおすすめのグラボで、色精度や処理能力に優れています。
写真編集やビデオ制作に最適です。
MSI
MSIのグラボは、次のような特徴があります。
SUPRIM
高い性能と信頼性を重視したグラボシリーズで、ゲームプレイやクリエイティブ作業において優れたパフォーマンスを提供するためおすすめです。
GAMING
ゲーマーにおすすめのグラボシリーズで、優れた冷却システムやオーバークロック機能を備えています。
ゲームの体験を向上させるための機能が豊富です。
VENTUS
エントリーレベルから中堅におすすめのグラボで、コストパフォーマンスに優れています。
静音性や冷却効果も考慮されています。
MECH
シンプルなデザインと高い安定性を重視したグラボシリーズで、初心者から上級者まで幅広いユーザーにおすすめです。
SAPPHIRE
SAPPHIREのグラボには以下のような特徴があります。
NITRO
卓越した冷却性能と高いオーバークロック能力を備えたプレミアムグラボです。
堅牢で耐久性があり、静音性も高いのが特徴です。
PULSE
コストパフォーマンスを重視したグラボで、信頼性と効率的な冷却システムを提供します。
日常的なゲーミングニーズに対応し、優れたパフォーマンスをリーズナブルに実現します。
Zotac
Zotacのグラボは、以下のような特徴を持っています。
GAMING
ゲームプレイを重視したグラボで、優れたグラフィックス性能と快適なゲーム体験を提供します。
多彩なゲームに対応しています。
玄人志向
玄人志向は、CFD販売が展開するPC周辺機器ブランドで、メルコホールディングス傘下に位置します。
自作ユーザー向けに低価格かつ高性能なパーツを提供することを目的とし、主にOEM製品を大量調達することでコストを抑えています。
「PC初心者お断り」を掲げ、高度な知識を持つユーザーにおすすめです。
ハイエンドグラボのおすすめ
数十万円にもなるグラボの中でもハイスペックなおすすめは、2024年10月時点で以下になります。
NVIDIA GeForce RTX4090
4Kゲームや3Dなどクリエイターにもおすすめの高性能GPU。
最新のAda Lovelaceアーキテクチャと24GBの超高速G6Xメモリを搭載しており、レイトレーシングやAIグラフィックスにより、ゲームや制作プロジェクトをよりリアルな映像にします。
Resizable BARやNVIDIA Reflexなどの機能により、ゲームプレイの性能を向上させ、GeForce Experienceアプリにより、画面録画、スクリーンショット撮影、ライブ配信が可能になります。
ASUS NVIDIA GeForce RTX 4090 搭載ビデオカード OC edition 24GB GDDR6X
冷却性能の高さはもちろんのこと、ミリタリーグレードのコンデンサが使用されているため、長時間の耐性が優れているのが特徴です。
RTX4080の性能も個人で使用するには十分すぎるものですが、それよりもさらにベンチマークが3～4割上がっている最強グラボと言えます。
グラフィックRAMサイズ | 24 GB |
ビデオ出力インターフェイス | DisplayPort×3, HDMI×2 |
GPUクロック速度 | 2.59GHz |
AMD Radeon RX7900XTX
NIVIDIAのRTX40シリーズ製品に対抗して作られていると言われており、RTX40シリーズと比較して本体のサイズが小さめになっていること、対応電源が従来と変わりないこと、そして価格が十万円単位で抑えられていることが特徴のグラボです。
SAPPHIRE NITRO+ Radeon RX 7900 XTX
高度なVapor-X冷却システムを備え、効率的に熱を拡散し、一貫した熱移動で冷却性能と安定性を強化します。空気抵抗を最小限に抑え、ノイズを軽減。
高周波数や高温下でも安定した信頼性を提供するグラボです。
グラフィックRAMサイズ | 24 GB |
ビデオ出力インターフェイス | DisplayPort×2, HDMI×2 |
GPUクロック速度 | 2.51GHz |
NVIDIA GeForce RTX4080 Super
RTX 4090に比べてやや控えめな性能を誇る一方、コストパフォーマンスに優れ、効率的な消費電力を実現したグラボです。
RTX4090よりもCUDAコア数とメモリ容量ですが、最新のDLSS技術を搭載し、優れたレイトレーシング性能を提供します。高解像度のゲーミングにおいても十分な性能を発揮するため、価格と消費電力のバランスを求めるユーザーにおすすめです。
ASUS ProArt GeForce RTX 4080 Super OC Edition
16GBのGDDR6Xメモリを搭載したゲーミンググラボです。
NVIDIAのRTX4080 DLSS 3やAda Lovelaceストリーミングマルチプロセッサにより、圧倒的なパフォーマンスとエネルギー効率を実現します。
グラフィックRAMサイズ | 16 GB |
ビデオ出力インターフェイス | DisplayPort×3, HDMI×1 |
GPUクロック速度 | 2.61GHz |
ミドルレンジグラボのおすすめ
予算的にハイエンドモデルグラボには手が出せないという方も多いことから、こちらの5万円～10万円台に位置するミドルレンジグラボは最も人気が高く、各メーカーが力を入れています。
結果として、コスパで見るとハイエンドモデルグラボよりもおすすめということが多いです。
NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti Super
RTX 4080に迫る性能ながら、価格を抑えたコスパの高さが人気のグラボです。
特に下位モデルであるRTX 3090などは価格の高騰が続いていることもあり、逆転現象が生じています。
また、同等クラスの他モデルと比較しても消費電力が低いというのが大きな特徴と言えます。
玄人志向 NVIDIA RTX4070Ti SUPER 搭載 グラフィックボード GDDR6X
玄人志向グラボのオリジナルファン WINGS 2.0は、3連ファンによる排熱効果が高く安定した稼働を実現します。
専用のモニタリングツールXtreme Tunerを使用することができ、ゲームやクリエイティブなど用途に応じた設定が可能おすすめです。
グラフィックRAMサイズ | 16 GB |
ビデオ出力インターフェイス | DisplayPort×3, HDMI×1 |
GPUクロック速度 | 2.1GHz |
NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti VENTUS
コストパフォーマンスに優れたグラボで、最新のゲームを高設定で快適にプレイ可能です。CUDAコアを効率的に配置し、GDDR6メモリを搭載しているため、スムーズなパフォーマンスを提供します。
VENTUSシリーズの特長である優れた冷却性能により、長時間の使用でも安定した動作を実現。価格も手頃で、性能と予算のバランスを求めるゲーマーにおすすめです。
MSI グラフィックスボード GeForce RTX 4060 Ti VENTUS
「MSI」は台湾を拠点とするPCや周辺機器メーカーです。
ゲーミングデバイスに強いこだわりを持っており、多くのプロゲーマーからも支持されていることから、ゲーム分野において急速に成長しています。
こちらのグラボは、MSIオリジナルのMSI TORX Fan 4.0搭載に加え、アルミニウム製のバックプレート使用によって冷却効果を高めている点がおすすめポイントです。
グラフィックRAMサイズ | 16 GB |
ビデオ出力インターフェイス | DisplayPort |
GPUクロック速度 | 2.265GHz |
エントリーモデルグラボのおすすめ
3～4万円台のエントリーモデルの中で、ゲーミングなどにも使えるおすすめグラボを探すのは難しいとも言えるのですが、限られた予算で十分な性能を持つものをご紹介します。
NVIDIA GeForce RTX4060
エントリーハイエンド向けのグラボで、最新のゲームを高品質で楽しむのにおすすめです。効率的なCUDAコアと高速なGDDR6メモリを搭載し、スムーズなゲーム体験を提供。
DLSSやレイトレーシング技術をサポートし、美しいグラフィックスを実現しつつ、電力消費を抑えた設計です。
玄人志向 NVIDIA GeForce RTX4060 搭載 グラフィックボード GDDR6
8GBのGDDR6メモリを備え、優れたグラフィックス性能を提供するグラボです。シングルファンモデルでありながら、効率的な冷却により安定した動作を実現。
DisplayPort×3とHDMI×1を搭載し、多様な接続に対応可能です。3年のメーカー保証が付いており、安心して使用できるオプションとしておすすめです。
グラフィックRAMサイズ | 8 GB |
ビデオ出力インターフェイス | DisplayPort x3、HDMI x1 |
GPUクロック速度 | 2.46GHz |
AMD Dual Radeon RX 7600
最新のRDNA 3アーキテクチャを採用したグラボで、優れたパフォーマンスと効率を提供します。
高速GDDR6メモリを搭載し、最新ゲームを高画質でスムーズにプレイ可能。ダブルクーリングファンにより効果的に熱を管理し、安定した動作を実現します。
さらに、先進のレイトレーシング技術をサポートし、リアリティを追求したビジュアル体験が可能です。
ASUS AMD Dual Radeon RX 7600 OC Edition
8GBのGDDR6メモリを搭載し、安定した高性能を提供するグラボです。
OC Editionは最大2715MHzのブーストクロックで動作し、優れた処理速度を実現。
Axial-techファン設計により効率的な冷却を行い、デュアルボールファンベアリングは耐久性に優れています。
0dBテクノロジーにより静音性も確保し、軽いゲームを静かに楽しみたい方におすすめです。
グラフィックRAMサイズ | 8 GB |
ビデオ出力インターフェイス | DisplayPort x3、HDMI x2 |
GPUクロック速度 | 2.715GHz |
グラボのおすすめはすぐに変化することに注意しよう
今回コスパの高いおすすめグラボをご紹介しましたが、冒頭でもお伝えしたようにマイニングの需要動向や新製品の登場などによってその時々のおすすめが変わってくることが予想されます。
実際にグラボを購入する際は、毎日更新される以下のサイトなどでコスパの最新情報などを確認してから購入するようにしてください。
東京ヴェルディeスポーツ・名古屋OJAは、これからもゲーミングPCやeスポーツを楽しむために役立つデバイス情報などを発信していきます。